ツルギの実所持回避は、ポンガに持たせる・もちものをいっぱいにして受け取らないことでも可能。
「バシバシやって火を消したんだけど
手におえないよッ。逃げたほうがいいぞ
レッド
「ハバルトさん！
ハバルト
「わしの大切な家が！
家が やけてしまう！！
ブルー
「ここにいると おっちゃんまで
やけちまうよぉー にげようよー
ハバルト
「うっ‥‥‥わかった！
ハバルト
「モーラさんは！？
モーラ
「わたしのことは、いいから、
これを持って 逃げて‥‥‥。
夫が最後につくったヴァイオリン‥‥‥。
ハバルト
「モーラさんは、わしにまかせろ。
おまえたちは、じっちゃんを！
ボルンマ
「おお！ ぼくの体は 火事のせいで
メラメラと燃えているんだ！ あちちち！
たすけてぇ！ たすけてぇ！
ブルー
「メイルのこえだよ！
メイル
「おにいちゃん、たすけて！
ブルー
「ウラにまわってみる！
レッド
「メイル！
ブルー
「う‥‥‥うわぁぁぁん
レッド
「‥‥‥。
レッド
「ポンガ！ メイル！
ブルー
「えらいぞ ポンガ！
レッド
「ポンガ、メイルを安全なところへ！
ポンガ
「うーきーっ！
シルバー
「来るな、ちかよるんじゃない！
逃げろ！
ブルー
「じっちゃん！ まってて
おいしゃさん よんでくるぅっ
シルバー
「まて、ここにいてくれ。
わしは もう だめじゃ。
レッド
「じっちゃん！
シルバー
「レッド、ブルー。
守ってやるんだ。
このコたちは、闇にねらわれている‥‥‥。
レイン
「！
レッド
「‥‥‥闇？
シルバー
「止まった‥‥‥
ブルー
「え？
シルバー
「とうとう‥‥‥時計が‥‥‥
止まってしもうた‥‥‥。
「ずっと動いておったのになぁ‥‥‥。
レッド
「なに言ってるんだい。動いてるよ、
音が聞こえるよ。
レッド
「だいじょうぶだよ、じっちゃんッ。
シルバー
「‥‥‥‥‥‥。
ブルー
「じっちゃん‥‥‥じっちゃん
レッド
「‥‥‥時計が‥‥‥止まった。
レイン
「魔獣がわたしたちをねらっているせいで
こんなことに‥‥‥。
レッド
「じっちゃんの好きなツルギの実、
いっしょにうめておくよ。
レイン
「おじいさんが 好きだって言ってた
ツルギの実を、いっしょに
うめておきます‥‥‥。
レイン
「‥‥‥わたしに ちからが
足りなかったから‥‥‥こんなことに‥‥‥
レイン
「‥‥‥‥‥‥
レッド
「来いよ。君を守る。
レッド
「じっちゃんの時計は動きつづけるよ。
オレたちの心の中で‥‥‥ずっと‥‥‥。
レッド
「さよなら‥‥‥
「じっちゃん。
没メッセージ？
「あちちち！
「うききーっ！
セビアの町
ポンガ
「うききー。
レイン
「うきぃー。
ポンガ
「うきうききー。
レイン
「ついて来いって、言ってます。
ブルー
「ええー！
レインはポンガくんと
おはなしできるのぉー！？
「すごいなー
「北の森をぬけておやじさんの家に帰る？
そりゃ、たいへんだよ。
「クリスタルの向こうがわには
魔獣がうじゃうじゃいるからねー。
「アタックをよける魔獣のやっつけかたを
教えてやろうかねぇ。
「横やうしろからアタックするのじゃよ。
ワタシの場合は このびぼうで
魔獣を妄想させてアタックするのじゃよ。
「北の森を通るのならデンキオチューの
モアモアに気をつけることだ。
「妄想が頭の中をうずまいて、
何もできなくなってしまうからな。
レッド
「ハバルトさん！
ハバルト
「おう！ ぶじだったか？
よかったよかった。心配してたんだぞ。
レッド
「モーラさん！
モーラ
「レッド、ブルー、ありがとうね
ケガも なおっていくだろうし
ハバルトさんも親切にしてくれるんだよ。
「そのおさるが、メイルちゃんを
助けたんだって！ えらいねぇ。
メイル
「‥‥‥
「まだ元気がでないみたいだよ。
よっぽど おそろしいめに
あったんだろうね。
ポンガ
「うきうきき
レイン
「ヴァイオリンをかしてくれって
言ってます。
ポンガ
「うききぃー！
レイン
「元気だしてね、って言ってるわ。
メイル
「‥‥‥。
モーラ
「ヴァイオリン？
いいよ、返さなくても。あなたたちが使って
くれたほうが、あの人もよろこぶと思うわ。
ボルンマ
「おにいさんたち！
メイルちゃんを助けてくれて、
どうも、ありがとうございました。
「ぼくには、助けられなかった。
おしりに火がついて、あつくてあつくて、
逃げ出してしまった‥‥‥。
ボルンマ
「ぼくは、くやしい。
いつか、きっとメイルちゃんを守れる
りっぱな男になります！
そうりきむな。
レッド
「そうりきむな。
メイルちゃんを、たのんだぞ。
ボルンマ
「はい！
がんばれよ。
レッド
「がんばれよ。
メイルちゃんを、たのんだぞ。
ボルンマ
「はい！
「たいへんだったわね。
何か必要なものがあるなら
持って行っていいわよ。
「お金なんか いいわよ。あんたたち
たいへんな目にあったんだものね。
「だいじょうぶだったのかい？
元気だすんだよ。
「あら、あんたたち！ いいよ、いいよ。
自由に やすんでいきな。
「ぼうず、元気だせ。
「タニアの町に帰るのなら
北の森はハチが多いから毒に気をつけなよ。
毒を受けると動くたびにＨＰがへるからねぇ
「がんばってね。
教会で祈ってＳＰをアップしていけば
きっと だいじょうぶよ。
ルーリの町
「ああ、みんな燃えてしまった‥‥‥。
レッド
「じっちゃん‥‥‥。
ブルー
「あんちゃん‥‥‥ぼくたち
これから どうするの？
レッド
「‥‥‥おやじの所へもどろう。
ブルー
「うん‥‥‥
イラートの森
「こんなものが空から落ちてくるとは
当たったら死んでしま‥‥‥。
「聞いて。聞いてちょうだい。
レッド
「おまえは！？
ブルー
「このジイさん へんだよ
ジイさんなのに おんなのコのこえだ！！
「聞いてちょうだい。
「おろかな者が 闇王を千年の孤独から
よみがえらせてしまったの。
J・レッド
「この奥か？ この奥に
伝説の秘宝が かくされているのか？
カメザムライ
「そうだ。まちがいない。
しかし‥‥‥。
J・レッド
「ここまできて、まだ ためらうのか？
「この先に、ダーククラウンは
本当にあるんだな？
「それを手にする者は、古代の秘法力を
あやつることができるというクラウンが！
カメザムライ
「そうだ。だけど‥‥‥
J・レッド
「けっ、おまえが気にしているのは
くだらん言い伝えか？
カメザムライ
「しかし、あの言い伝えは‥‥‥
J・レッド
「“ダーククラウンを動かす時、
地の底より封印されし闇の力がよみがえる”
とかいうやつか？ けっ、くだらん。
「いいか、お宝だ、お宝があるんだ。
人を近づけたくないから、そんな言い伝えを
でっちあげたんだ‥‥‥。
「行くぞ！
「いや、おまえは来なくていい。
「ここまで来ればじゅうぶんだ。
「もうここまで来れば、道案内役は
必要ないからな。
「おくびょう者は、ゆっくりと
眠っていろ。
J・レッド
「こ、これか。
「ふっ、これで、俺も‥‥‥
「こ、これは！？
J・レッド
「な、なんだったんだ！
今のは、何が出てきやがったんだ！？
「おろかな者によって
闇王は 復活してしまった！
「そして、闇王がヨルムガントの封印を
ときはなとうとしているの！
レッド
「何だ？ 今のは何だ？
ポンガ
「うききーっ！
レイン
「封印された妖精からのメッセージだと
言ってます。
「な、何者だ、おまえたちは？
わ、わしは どうしたんじゃ？
「さっき、わしに何かしたのも
おまえたちか？
何をした、わしを、どうした！？
没メッセージ？
「よ、よるな！
ちかよるな！
セビアの町
「津波がひどいんだってね。
ぶっそうな世の中になったよなー。
ハリガミがある。
“すごいカエルをさがしに旅に出るから、
しばらくいないよ。ガルバニより”
ボルンマ
「おにいさんたち！
ぼく、メイルちゃんが元気になるように
いろいろがんばってるんだよ！
ハバルト
「これからどうしよう‥‥‥。
いつまでも ここでお世話になりっぱなし
ってわけにもいかないし。
モーラ
「家も庭も失ってしまったけれど
わたしは もっと大切なものを手に入れた
ような気がするわ。
メイル
「おさるさん、たすけてくれて
ありがとう‥‥‥。
「ちょっと元気がでたみたいだよ。
男の子が、ときどきはげましに
来てくれるんだよ。
「メイルちゃんも 少し
元気が出てきたようだよ。
「男の子が、ときどきはげましに
来てくれるんだよ。
イラートの森
レイン
「あ、あなたは‥‥‥。
ファイヤーノッカー
「くひひひぃー！ 町を燃やしたのは
おもしろかったなぁー。
レッド
「どうして 町を燃やした！？
どうして じっちゃんを‥‥‥。
ファイヤーノッカー
「ヘルさまのご命令さ。
あのへんに逃げこんだ妖精をあぶり出す
ためだわさ。くひひひー。
レッド
「ヘルの命令？
ファイヤーノッカー
「くひひひひ。知らずともよいこと。
おまえたちも じじいと同じ地獄へ
送りこんでやるわさっ！ くひひひぃー！
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